プロジェクトコース
創る人になる。中学生のための探究クラブ
カリキュラム
Curriculum
プロジェクトコースは、1〜3ヶ月で1つのテーマの研究や創作に取り組む「探究型学習」の2年制カリキュラム。
自分で計画したプロジェクトをじっくり研究・探究していくことで、一度きりのワークショップでは味わえない学問の面白さと深い学びを体験できます。
文系理系を問わず、科学、エレクトロニクス、プログラミング、アート、数学、音楽、映像、言葉などの世界に入門し「創る人」の1歩を踏み出しましょう!
プロジェクトの紹介
Projects
24年1月現在での計画の一部です。コンテンツは予告なく変更することがありますので、予めご了承ください。
micro:bit
で遊んでみよう!
プログラムできるマイクロコンピューター・マイクロビットの使い方を学びましょう。
学んだコードを使って、かんたんな電子おもちゃを作ってみよう!
ボードゲームの
デザイン
ゲームは楽しい。でも、ゲームをデザインするのはもっと楽しい!
ゲームを成立させる要素について学んで、オリジナルのボードゲームを作ってみよう。
ストップモーション
アニメーション
コマ撮り写真をつなげて動かす、摩訶不思議なストップモーションの世界。
アイデア次第で、いくらでも広がる映像表現の世界を体験しよう!
ショートショート
ストーリー
ショートショートはとっても短い小説のことです。
ストーリーによく使われる構成や発想法を学んで、きみだけのショートストーリを作ろう!
ロボットバトル
プログラミング
マイコンをプログラミングして、ロボットバトルを楽しもう。
ルールにぴったりの、最強ロボットを作って、友達と勝負しよう!
未来を占う数学入門
数学で未来を占える?確率と統計の考え方を学べば、ちょっとだけ未来をのぞけるかも。
身近な出来事をテーマに「起こりやすさ」の研究をしてみよう!
センサーで弾く
電子楽器
光を当てて弾く楽器、振り回すと音が鳴る楽器。そんな不思議な楽器を、センサーを使って作ってみよう。
新しい楽器から、新しい音楽が生まれるかも?
アブストラクト
アート展覧会
近代芸術にはじまった、抽象美術。世界をとらえる新しい表現の冒険を、あなたも体験してみよう。
きっと、新しい美術の楽しみ方が見つかるはず!
植物の不思議を
研究しよう
牧野富太郎のドラマで注目された植物研究。
もの言わぬ植物に隠された不思議を、あなたも1つ研究してみよう。IT機器を活用すれば、研究の方法もぐっと広がるよ。
ピタゴラ♪
チャレンジ
NHKピタゴラスイッチでもおなじみ、チェーンリアクション・マシンをデザインしよう。
応用できる、たくさんの基本技法も学べるよ!
コースの特徴
1
いろんな領域の面白さを体験できる
プロジェクトはどれも、学校では学べないユニークなものばかり。あなたのお気に入りが見つかれば、人生がぐっと面白くなるはず。せっかく、考えることが面白くなってくる中学生の時期です。受験と部活だけに時間を使っちゃうなんてもったいない!
2
知的な探究を楽しむ
なかまができる
もしあなたがプロジェクトコースの内容が面白そう!と感じたなら、きっとここでは新しい友達ができるはず。同じことにワクワクできる友達との時間は、学校の友達付き合いとはまたちがった素敵な時間になるにちがいありません。
3
プログラミングの基礎
も学べる
プロジェクトでは、積極的にプログラミングも活用していきます。もちろん、はじめてでもだいじょうぶ!マイコンという小さなコンピューターをプログラムで動かすうちに、その面白さにきっとはまってしまいますよ。
4
アウトプットのチャンスがたっぷりある
アウトプットというのは、発表したり、展示したりして自分の発見したことや制作したもののよさをみんなに知ってもらうことです。初めはちょっと緊張すると思うけど、アウトプットすることで、研究や制作にぐっと意欲が湧いてくるものです。失敗でさえも、どんどんアウトプットしていけば、心に不思議と自信がわいてきますよ。
プロジェクトの構成
基本的には自分やチームの計画したプロジェクトを個々で進めていく活動が中心です。
プロジェクトによっては、自分で研究や制作を進めるために必要な知識や技能を身につける講義とトレーニング、視点を広げるためのディスカッション、成果を見てもらうためのプレゼンテーションなどを組み合わせて実施していきます。
講義
テーマを知るための前提となる知識や考え方について、講義を通して学びます。
作品制作・研究
自分で決めたテーマに沿って、講師の助言を受けながら進めていきます。
ミニワークショップ
自分の研究や作品作りの土台となる実験や、ミニ作品作りを体験します。
ディスカッション
友達同士で助言したりディスカッションして、研究や制作の視点を広げます。
トレーニング
プロジェクトに必要なプログラミングや工作などの技能を練習します。
プレゼンテーション
研究したことや、自分の作品をプレゼンテーションし、アウトプットします。
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探究型学習とはなんですか?探究型学習は、与えられた課題をこなすのではなく、自分で研究してみたいテーマを決めたり、制作したいもののデザインを計画したりして、講師に必要な助言や援助を受けながら自分で研究や制作を進めていく学び方です。このようにして、自分で決めたテーマや計画のことをプロジェクトといいます。 大人の計画した課題をこなすわけではないので、うまくいかないことも多いですし、とてもたくさんの時間がかかります。それに、プロジェクトが失敗に終わることだってあります。でも、それは新しい製品を生み出す発明家や、新しい表現を生み出すアーティストなら誰しもがやっていること。そして、自分でものを生み出す経験によって得られる面白さは、それに挑戦したことのある人にしか絶対にわからないものです。 もし、あなたが自分で何かを生み出す人になりたいと思っていたなら、探究型学習ほどぴったりの学び方はないでしょう。ぜひ、チャレンジしてみてください!
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どのような力が身に付きますか?基本的には、いろいろな分野に入門し、その面白さを知ってもらうことが目的ですが、どのプロジェクトも自分で工夫したり考えたりする活動ばかりです。ですから、いくつものプロジェクトを経験するうちに、自分で考えたり工夫したりする力が身に付いてきます。 もっと詳しくいうと、身に付く考える力には2種類あります。1つは「探究力」。探究力というのは、科学分野で知らなかったことを自分で研究してつきとめたり、アートで自分だけの表現を見つけたりする力です。発見をする力、創造する力ともいえます。 もう1つは「問題解決力」。問題解決力というのは、ある問題を解決するためのマシンを発明したり、デザインを考えたりする力です。目標達成のために試行錯誤する力のことですね。 また、プロジェクトを進める中で、多様なテーマについての知識・教養、プログラミングの基礎や電子工作の初歩も身につけることができます。プロジェクトによっては、友達と考えを深め合う対話の技術や、プレゼンテーションの技術も教えていきますよ。
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どんな人に向いていますか?プロジェクトコースは、他の習い事とは違って、いろいろなジャンルの活動を1〜3ヶ月かけて体験するのが特徴です。もちろん、どの領域にも特別な魅力がありますが、その魅力を知るためには、粘り強く考えたり、時には面倒な練習や勉強も必要です。 あなたが、いろんなことを知りたい、やってみたいというタイプ、物事にじっくり取り組むのが好きなタイプなら、プロジェクトコースはきっとすごく楽しい時間になるでしょう。 逆に、あなたが好きなこと以外にはどうしても興味がもてないタイプ、飽きっぽくてじっくり取り組むのは苦手という人にとっては、かえって辛い時間になってしまうかもしれません。 まずは、このホームページに書いてあるプロジェクトの内容と、進め方をじっくり読んで考えてみてくださいね!
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アカデミーコースやメイカーコースとの違いは何ですか?プロジェクトコースで扱っているコンテンツは、一部アカデミーコースやメイカーコースの内容と重複していますが、その実施方法は大きく異なっています。 まず、1つのコンテンツに取り組む時間が長いことです。アカデミーコースの実験は30分ほどの短い体験ですし、メイカーコースでの作品制作も3時間ほどです。プロジェクトコースでは、コンテンツにもよりますが5時間〜18時間程度の時間をかけて1つのコンテンツに取り組みます。 また、プロジェクトコースでは、自分でプロジェクトの目標やテーマを設定して取り組む点、プレゼンテーションなどアウトプットを重視している点でも、他のコースと異なっています。
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高校受験に役立ちますか?プロジェクトコースでは、科学や数学もコンテンツとして扱っていますが、高校受験のテストに出るような内容を直接扱うわけではありません。 でも、受験というのは、本当の意味では、あなたが「これから何をやっていきたいのか」を、考えることですよね。その意味では、プロジェクトコースであなたが経験することは、大いに役立ってくれると考えています。 新しいジャンルに入門し、プロジェクトを自分で計画、探究、表現する。その中で、きっとあなたの好きなこと、得意なこと、挑戦したいことが見えてくるはず。 受験や部活、ゲームや動画以外にも、こんな中学生活の過ごし方があったらいいかも。そんなふうに思ってもらえるなら、ぜひプロジェクトコースを受講してみてください!
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月謝のほかにかかる費用はありますか?自分専用のmicro:bitを購入していただきます。いくつかのプロジェクトで使います。価格はおよそ4000円程度です。そのほかは、基本的にはかからない予定ですが、施設を借りるなどのイベントを行う際には1,000円程度ご負担いただく場合があるかもしれません。予めご了承ください。
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年度の途中からや、中2・中3からでも受講できますか?もちろん、大歓迎です。何かを学び始めるのに遅いということは決してありません。学びたいと思ったらいつでも、リトルデスクの門をたたいてください! また、もし、年度の途中から受講したい場合にも大歓迎です。その場合には、プログラミングやマイコンの基礎を学ぶオリエンテーションを数回受講していただきます。
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欠席した場合、振替はできますか?残念ながら振替はできません。その代わりに、授業でどんなことを学んだかがわかるプリントを配ったり、プロジェクトの内容によっては自宅でプロジェクトを進められるよう配慮したいと思いますので、講師に相談してくださいね!
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パソコンを買う必要はありますか?パソコンは、教室に人数分のMacBookがありますので、買わなくて大丈夫です。 もし、プログラミングやマイコンのプロジェクトを自分の家でもやってみたいと思ったら、その時に購入を検討してみてはいかがでしょうか。 また、すでにお家にインターネットにつながったパソコンがあれば、ほとんどの場合、そのパソコンでプログラミングやマイコンを楽しむことができます。
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マイコンとはなんですか?マイコンとは、マイクロコンピューターの略称で、プログラムできる小さなコンピューターです。パソコンとつないで、マイコンにプログラムすることで、様々な電子機器を作ることができます。 リトルデスクでは、micro:bit(マイクロビット)という手のひらサイズのマイコンを活用します。入門用のマイコンですが、加速度センサー、光センサー、スピーカー、マイクなどの入出力装置が初めから備わっていて、なにかのアイデアを形にするにはもってこい! プログラミングも、PythonやJavaなど本格的なプログラミング言語だけでなく、ブロック式のプログラミング言語に対応しています。プロジェクトコースでも、基本的にはブロック式のプログラミング言語である MakeCodeという言語を使って、プログラミングする方法を学んでいきます。
開講時間・受講料のご案内
※2024年度4月から開講予定です。
2月・3月に説明会を開催します。説明会へのお申し込みはこちら!
中学1〜3年生
開講曜日・時間
土曜日(年間44回)
19:30〜21:00(90分間)
定員
8名程度
受講料・入会金
受講料 14,000円(月額)
入会金 5,000円
プロジェクトコース
説明会+ミニ体験会
お申し込みフォーム
対象者
中1〜中3
※今年度は定員となりました。
内容 約60分
1 プロジェクトコースの説明
2 マイコンプログラミングの体験
3 質疑応答
※参加費は無料です。
体験日時
定員となったため、今年度の募集は終了しました。